2016/10/11
今回は、BSの中区分 総論編 についてです。
BSには大区分があることはこの記事の通りでした。
ただ、大区分とある通り、各大区分には、さらに区分があって、それを中区分をして、こんかいはBSの中区分について説明します。
厳密には、もう少し分かれますが、重要性が低いので、一部割愛しますが、こんな感じになります。
BSの大区分
⇩ こんな感じになります。
BSの中区分
少し細かくなりましたね。
ちなみに、
・青色は、資産
・赤色は、負債
・黄色は、純資産
です。
資産は、
・流動資産
・固定資産
・投資その他の資産
負債は、
・流動資産
・固定資産
純資産は、
・資本(資本金及び資本剰余金)
・利益剰余金
・評価差額等
に分かれます。
まず、資産、負債に共通して、
・流動
・固定
という名称、概念が登場しました。
これは簡単にいうと、ある決算日から比較的短期間の間に、現金預金として回収されるかどうか、現金預金から支払われるのかどうか、ということとイメージしてください。
そして、
・比較的短期間にそうなるものは、流動
・流動以外は、固定
になります。
厳密なことをいうと、
・期間基準
と
・正常営業循環基準
というルールがありますが、ちょっと難しいのでその説明を割愛し、短期間に回収されるかどうか、または、短期間に支払われるかどうか、が、流動か、固定か、の分かれ目だと思ってください。
ちなみに、当然ながら、
・短期間に現金預金として回収されるものは、流動資産
・短期間に現金預金により支払われるものは、流動負債
となります。
また、短期間という期間は、
・決算日の翌日から起算すること
・期間は、原則、1年間
と考えてください。